空間噴霧による除菌の基本は、噴霧する液剤が安心・安全であることに加え、除菌対象となる室内の機器類を腐食させず、噴霧空間を濡らすことなく除菌できる点にあります。
これらを同時に満たすことが、重要な条件となります。
室内に浮遊する菌やカビの胞子は目で確認することはできませんが、これまでの調査により、カビ類が空気中に多く浮遊し、拡散していることが明らかになっています。
そのため、除菌対策を計画する際には、どのような場所に菌類やカビが多く存在・生存しているのかを、現場関係者がまず正しく認識することが重要です。
そのうえで、適切な除菌・除カビ対策を進めていく必要があります。
こうした対策として、「空間噴霧」という手法は非常に有効なシステムであり、各種現場試験の結果からも、十分な除菌効果が確認されています。