微生物による食中毒の分類
~知っておきたい食中毒の罹患型についての知識~
感染型
毒素型
摂取した原因菌が腸管内で増殖することが原因
対象菌と原因食材:サルモネラ菌(食肉、卵)、カンピロバクター(鶏肉)、腸炎ビブリオ菌(魚介類)
食品内で原因菌が増殖し、産生された毒素を摂取することが原因
対象菌と原因食材:黄色ブドウ球菌(穀類及び加工品)、ポツリヌス菌(缶詰、発酵食品、瓶詰)、セレウス菌嘔吐型(穀類及び加工品)。
生体内毒素型
摂取した原因菌が腸管内で増殖し毒素を産生すること原因
対象菌と原因食材:腸管出血性大腸菌(牛肉)セレウス菌下痢型(種々の食品)、ウエルシュ菌(加熱食品)